リアサス交換とハンドル角度の調整
久しぶりに(?)バイクの話です。
ロードスター乗りの悩みの一つであるリアサスの硬さ。
アメリカ人の体重が基準で作られているので硬いらしいのですが、割と体重のある自分でも全く動いている気がしません。
段差とか超えるとショックがモロにきます。
なので乗り心地が良くなるようなサスが欲しいなぁと思いました。
あとリアの車高を上げたいと思っていたので、その両方を叶えるものを探しましたが…
高い!
ナイトロンとかオーリンズとかね…
僕みたいな貧乏人には買えません。
そこで巷で噂のYSSという安いサスを取り付けてみようかと思いましたが、レビューが少ない…
どうしようか悩んでいると、某オクにYSS Z362の350mmが4割引くらいで出ているではありませんか!
人柱()も兼ねて装着してみることにしました。
どん。
いきなり装着後の画像です。
これがノーマル。
よく見ると車高が上がっているのがわかります。
取り付けに関してはT50のトルクスで行うのですが、ネジが物凄く固かったです()
上はフレームにネジが切られているのでいいのですが、スイングアーム側がナットで締められているので、メガネ・スパナ等が必要でした。
肝心の乗り心地はかなり改善されました。座るだけで多少沈むくらいには。
純正が硬すぎるだけってのもあるでしょうが…
車高が上がりましたが、沈む分があるので脚付きはあまり変わらないように感じます。
話は変わって、サス交換のためにトルクスのソケットを買ったのですが、ハーレーって色んな所トルクスなんですよね。
おかげで今までセパハンの調整をしたくてもできなかったのですが、これを気に角度を変えることにしました。
まずはbefore
かなり開いてます。
なので若干前傾にならないと手が届かないし、手がかなり疲れます。
あと真横に近いのでセパハンっぽくない
それがこう
これだよこれ…
これがセパハンだよ…
近づいた分、腕に力が入りやすくなって疲れにくくなった気がします。
ロングライドしてみないと答えは出ないと思いますが。
というわけで地道に進化しているロードスターでした。
ST801について分かってきたこと
この前購入したFUJICAのST801を2ヶ月使ってみて、分かったこと・気づいたことを…
一番気になっていた、開放測光と絞り込み測光についてです。
開放測光とは、絞りを全開にした状態で測光を行い、その時の絞り値、シャッター速度、ISO感度から露出をはじき出すものです(おそらく
…デジタル一眼ならレンズに電子接点があって、絞り情報をレンズから本体に受け渡すことができるけど、銀塩はどうやってんだ?という疑問が浮かんだわけです。
確かEBCフジノンのレンズには、開放測光用の出っ張りが付いていて、他銘のカメラで使うにはそれを削らなければいけないって話をどっかで読んだ気が…
これか??
レンズをセットして絞りリングを回してみると…
連動して動いた!!!!
リング側にも出っ張りが付いていて、引っ掛けて回ってます。
そのために本体にロックピンが付いていて、レンズが定位置で固定されるようになっていたんですね…その時代なりに使いやすいように工夫していたことが伺いしれます。
ここで私は、開放測光する利点…?と思ったんですよね。
でも、絞り込み測光を理解したときにその利点が分かった気がしました。
このカメラで他銘のレンズを使用すると、絞り込み測光でしか露出計が動かないので、SMCタクマーのレンズで写真を撮るときは絞り込み測光になります。
ここで気づいたんですよ
絞った状態でピントを合わせようとすると、ボケないから何処にピントが合っているのかが判りにくい()
光量が足りないのか、スプリットイメージも真っ黒のまま…
その点開放測光は基本開放で、シャッター切る瞬間のみ絞ります。
なので、ピントが合わせやすい!!
…でいいのだろうか。
以上、素人なりにフィルムカメラについて考えてみたことでした。
カメラ銀色じゃなかったかって?
部品取り用のスペアです←
初のフィルム現像
ST801を買って初めて入れたフィルムを取り終えたので、現像に出してきました。
使用したのはSUPERIA PREMIUM 400です。
実は普通に撮っていながらも、少し不安がありまして…
カメラを買ったときに、店のおっちゃんに
「露出がアンダーに出ているから、ISO感度を2つ上げてから使って」
と
アンダー…というと…実際にはEVが2つ大きくなっている…?
感覚的にはわかるんですけど、言葉で表すのは難しいですね…
そんなこんなでちゃんと撮れているのかが心配でした。
今回やってもらったのはフィルム現像+DVDへのデータ出力です。
DVDのジャケットを見ると…
おおおお???
なんかすごく綺麗に撮れてそうじゃね!?
早速DVDを読み込んでみると…
おおお凄い!!!
予想を遥かに上回る写りです!!
評判がいいEBCフジノンレンズ…
紫陽花の花びらの描写と背景のボケが素晴らしい!
日向の池と日陰の紫陽花のコントラストがいい感じ…
と思ったけどこれピントが何処に合ってるんだ?手前の柵??
MFは難しいですね…しかもあまり視力が良くないので尚更ダメ()
F1.8だとボケが楽しいなぁ
はたまた、夕焼けだんだんから無限遠で撮った一枚。
こんな素晴らしい写真が撮れるとは…
質感もさることながら、描写が細かい!
ここで思ったのが
広角レンズ欲しいっすね…()
早くも沼ですはい←
というわけで、某オクからSMC Takumar 28mm F3.5を拾ってきました。
ST801(EBCフジノン)は開放測光のために細工がしてあるのですが、SMCタクマーを装着するとその機能が使えなくなります。
のハズなんですが…
カメラ前面にある絞りのボタン(名前がわかりません)を押すと絞りが動くんですよね。
謎。
ただ、露出計の動きは怪しいのでやっぱり絞り込み測光専用なのかしら。
そのSMCタクマーで撮った写真です。
広角はいいですねぇ。
ただ少しぼやけた印象かなぁ。
露出オーバーの気もするので、取り方も問題かなぁ。
ここまでのことを踏まえ、バイクを撮ってみました。
フィルムの質感がハーレーにベストマッチ!?
今後色々なフィルムを試していきたいと思います。
フィルムカメラを買った話
バイクのネタだけじゃ全然更新しないので、他のネタも。
以前僕は富士フイルムのX-T10というカメラを持っていて、散歩しながら風景を撮ったり、車やバイクを撮ったりしていました。
ですが、新しいカメラに買い換えたいと思って半年くらい前に売却しました。
そんなことを頭の片隅に置きながら生活していたのですが、先日それは起こりました。
通っていた接骨院からの帰り、いつもと違う道を通って帰ろうとしたところ、一軒のカメラ屋さんが。
ふと立ち止まると、軒先にはかなり古いカメラが陳列されていたのです。
存在は知っていても、実物は初めて見るメーカーばかりで、思わずずっと眺めてしまいました。
すると店主さんが招き入れてくれ、フィルムカメラについて色々話を伺いました。
しかし、いざ買うとなっても(いや買う気かい)フィルムカメラの知識も全く無く、それぞれのメーカーの特徴も分からない。
なので、とりあえず富士フイルムありますか?と聞いてみました←
すると出てきたのが、FUJICAのST801というカメラでした。
1972年の製造なので、46年前のカメラになります。
とりあえず、見た目は凄くカッコいい…というかX-T10そっくりなんですよね。
ここは一旦保留して、このカメラについて調べてみることにしました。
特徴としては、まず開放測光ができること。
???
デジカメ使ってると全くわかんないですね()
絞りを開放にした状態で、露出を計測できるらしいです。
反対は絞り込み測光とのこと。
こっちを使ったこと無いので、比較ができないのですが…
この写真はファインダーを覗いたときの写真なのですが、この赤丸で囲った部分、露出計になっています。
絞り・シャッター速度・ISO感度から計算して、明るさを表示してくれる!?
デジカメでもフォーカス以外はマニュアルで撮っていた人間からすると、これがあれば全然余裕やん!ってなりました。
露出計がついていると知らなかったので、どうやって撮ればいいんだろうと思っていましたが、これは朗報(?)です。
これだけ見ると、まぁ普通に撮れそうだと思ったので、買いました。
6個在庫があったのですが、完品が1個だけでした。
もちろん完品を選び、今はまず試し撮りをしている最中になります。
果たしてうまく撮れているんでしょうか…?
乞うご期待!←
2年点検とハンドル交換
僕のRoadsterが登録から2年を迎えたので、点検ついでにちょっとカスタムしました。
最初はキジマのスワローバーにしようと思っていたのですが、楽◯やAm◯zonで注文すると、メーカー在庫が無く、納品がいつになるか分からないとのこと…
うーん…ブレーキラインの変更が必要になるとフルード交換しなきゃいけないし、ここで変えておきたいんだよなぁ…
なぜスワローバーにしようと思ったかというと、クリップオン(一般に言うセパハン)にすると、手の位置が下がりすぎて姿勢がきつくなるんじゃないかと思ったからです。
代替案として、クラブマンハンドルも考えましたが、下がり具合はクリップオンと変わらないし、いっそクリップオンにしたほうが融通が効くかなーと。
というわけで純正クリップオンハンドルに交換しました。
普通に装着するのは面白みがなかったので、フォークの突き出し量を大きくして、少し前傾にしてみました。
もう少し下げても良かったかなーと思いますが、トレール量が小さくなりすぎてハンドリングに影響があると困るので追々見極めたいと思います。
乗ってみた率直な感想は、思ったよりポジションはキツくないなぁと。
手の位置は明らかに下がっているのですが、幅のせいなのか純正よりコントロールはしやすくなった気がします。
ただ位置が下がっている分、支えるために無意識で腕に力入っちゃいます。
よく高速とか走るとき、タンデムステップに足を乗せるのだが、その時キツイかもしれない()
バックステップにしたときは要対策ですね…
まあかっこよくなったので良き良きです←
あとはキジマのライトクラッチを装着したので、クラッチが軽くなりました。
今後は何をやっていこうかな…
18ヶ月点検
早速放置していましたはい。
ロードスターを買ってはや1年半。
というわけで18ヶ月点検に出してきました。
といいつつ試乗車に乗りたかったのもあるので、点検はオマケです。
試乗の前になぜかプロテインの話しで盛り上がり、1時間経過していました()
今回乗ったのが18MYのストリートボブです。
話題のNEWソフテイルですね!
走り始めてまず最初に思ったのが、振動がダイレクトなんだけど柔らかい気がするんですよ(矛盾
18ソフテイルは確かエンジンマウントがリジッドなんですよね。
その代わりに振動対策でバランサーシャフトを増やしているんですよね(間違ってたらゴメンナサイ
このせいなのか、振動にキレを感じるんですが、大げさでないというか…
心地いい振動がダイレクトに伝わってくるんですよね。
以前17MYのダイナ・ローライダーに乗ったことあるのですが、結構違うなぁという印象。
乗り心地もしなやかでいいなあと思ったのですが、一つ気になったのがアイドル時の妙な回転数の変動。
エンジン回転数が1000から800くらいまで落ちたり、その逆だったり。
なんか排ガス対策を投入してアイドルを800まで落とせるようになったんでしたっけ?
どういう制御なのか気になります。
試乗から帰ってきて、担当の方と今後のカスタムについて2時間くらいだべってました←
点検ついでに1年前に買ったRSタイチのe-heatの配線をしてもらいました。
それくらい自分でやれって?面倒くさいんだもん←
しかしこれ手汗かくくらい熱いですね
全身揃えたいもんです(そんな金はない
寒いですが凍結に気をつけていきまひょ
インジェクションチューニング
前のブログにて触れましたが、インジェクションチューニング(以下セッティング)のためにバイクを預けてきました。
これですこれ。
スクリーミング・イーグル スーパーチューナーPro。
コレを純正ECU(ハーレーではECMと呼ぶらしい)に接続し、中身を書き換えるために使用します。
書き換え終わったら外せばOK!
余談ですが、このスーパーチューナー、一度接続すると他のバイクには使えないらしいです。
なので中古品なんてものはあってはいけない代物です。(たまーに某オクで見かけますが注意が必要です。)
今回セッティングするにあたり、
- アイドリング回転数を下げる
- 低速トルクを出すのではなく、高回転寄りにする
という注文でお願いしました。
それが本日終わって、引き取ってきたので軽くレビューをしたいと思います。
まずはアイドリング。
セッティングをする前は、マフラーにインナーバッフルを入れなければアイドリングすら出来ない状態でした。
今回バッフル抜きでお願いしたのですが、ちゃんとアイドリングしてる!!(それはそう)
アイドル回転数の高さは、インジェクションのハーレーに共通する悩みだと思うのですが、800rpmにしてもらったことでいい感じのドコドコ感が出せております。
走りの方はと言うと、「アイドル回転数を下げる」と「高回転寄りのセッティング」がアンマッチだったのか、正直1500rpm以下はギクシャクしている気がします。。
しかし、それを超えると問題なしで、物凄くスムーズかつ力強く6000rpmまで回っていきます!受け取ってすぐのときはスロットル開けるのを躊躇したくらいのパワー感です!!
肝心な数字の方はと言うと。。。
Max Power:74.45hp
Max Torque:10.75kg-m(77.75ft-lb)
でした。
ノーマルの値を測っていないのでなんとも言えませんが、カタログのトルク値が101N-m(10.299kg-m)であることを考慮すると、それを上回っているので上々じゃないかな?と思います。
以前セッティングについて調べている時に、ハーレーは1ci当たり1hp・1ft-lbが一つの目安と書いてある記事をよく見かけました。
ciと言うのはキュービックインチという単位で、排気量のことを表します。
スポスタには馴染みが無いですが、他のツインカム等のエンジンには110や108等の数字が書かれています。
あれはそれぞれ110キュービックインチ、108キュービックインチという排気量を表しています。
んで、スポーツスター1200は1200cc=74キュービックインチです。
今回得られた値は74.45hp、77.75ft-lb。
お?
中々いいところじゃないか!
国産スポーツに比べたら当然大したものではないですが、これでいいのです。偉い人にはそれが(略
あと、とてもうるさくなりました。(小声
これで機関チューニングは一旦終了。
これからは外装をカフェレーサー風にしていきたいと思います。