ST801について分かってきたこと
この前購入したFUJICAのST801を2ヶ月使ってみて、分かったこと・気づいたことを…
一番気になっていた、開放測光と絞り込み測光についてです。
開放測光とは、絞りを全開にした状態で測光を行い、その時の絞り値、シャッター速度、ISO感度から露出をはじき出すものです(おそらく
…デジタル一眼ならレンズに電子接点があって、絞り情報をレンズから本体に受け渡すことができるけど、銀塩はどうやってんだ?という疑問が浮かんだわけです。
確かEBCフジノンのレンズには、開放測光用の出っ張りが付いていて、他銘のカメラで使うにはそれを削らなければいけないって話をどっかで読んだ気が…
これか??
レンズをセットして絞りリングを回してみると…
連動して動いた!!!!
リング側にも出っ張りが付いていて、引っ掛けて回ってます。
そのために本体にロックピンが付いていて、レンズが定位置で固定されるようになっていたんですね…その時代なりに使いやすいように工夫していたことが伺いしれます。
ここで私は、開放測光する利点…?と思ったんですよね。
でも、絞り込み測光を理解したときにその利点が分かった気がしました。
このカメラで他銘のレンズを使用すると、絞り込み測光でしか露出計が動かないので、SMCタクマーのレンズで写真を撮るときは絞り込み測光になります。
ここで気づいたんですよ
絞った状態でピントを合わせようとすると、ボケないから何処にピントが合っているのかが判りにくい()
光量が足りないのか、スプリットイメージも真っ黒のまま…
その点開放測光は基本開放で、シャッター切る瞬間のみ絞ります。
なので、ピントが合わせやすい!!
…でいいのだろうか。
以上、素人なりにフィルムカメラについて考えてみたことでした。
カメラ銀色じゃなかったかって?
部品取り用のスペアです←